2008年11月8日に札幌コンベンションセンターで開催された第6回北海道胃瘻研究会で、
当院2階療養病棟の看護師高橋清美が「当院における胃瘻患者に対する経口摂取再開の取り組み」と題して演題を発表しました。
当院では、平成17年10月より胃瘻患者さんの経管栄養を液状栄養から半固形化栄養に変え、その結果、合併症が減少、栄養・体力の状態が改善し、胃腸の運動も改善しました。
その後、平成18年10月より胃瘻患者さんの嚥下リハビリテーションに取り組み、12名のかたが、再度、食事を楽しむことが出来るようになりました。
いままでは、胃瘻は栄養の最後の手段として食事をあきらめていましたが、今後はあきらめることなく再度、食事を楽しむことができ、療養生活に彩りをそえるのもとなります。