はらだ病院のX線検査室

X線を用いた検査で病気を発見

X線を用いた検査として当院では、X線一般撮影、
X線テレビ撮影、CT撮影(コンピュータ断層撮影)、移動型X線撮影、検診バス胸部X線撮影を行い、
初期の小さな病変や血管形状の異常を全身にわたり見つけます。


一般撮影装置

みなさんが一度は受けたことがある一般撮影装置。
レントゲン検査と言われることも多く、
X線を用いて人体の内部を映し出します。
撮影できる部位は胸部・腹部・骨と多岐にわたります。

FPD(フラットパネル)を導入し高画質な画像をより少ないX線で得られるようになりました。



・一般撮影X線システム(日立メディコ Radnext32 インバーター式高電圧発生装置)
・フラットパネル(富士フイルム CALNEO C 1717 Wireless SQ)
・デジタルX線画像読取装置(富士フイルム FCR XL-2)


X線テレビ撮影装置

日本消化器がん検診学会 胃がん検診専門技師2名が検査を担当しております。
胃がんX線検診基準撮影法にて人間ドック・検診などの胃バリウム検査を
年間1,000件以上行っていますので 安心して検査を受けてください。


・X線透視撮影システム(富士フイルム DIAVISTA Luce)


CT検査装置

コンピューター断層撮影法(Computed Tomography)の略で、X線を使って検査を行います。体の周囲からX線をあてて体の中の吸収率の違いをコンピューターで処理し、鮮明な輪切り画像を得る検査です。 ベッドの上に仰向けになった姿勢で行います。検査の際はベッドが自動で動き、トンネル状の装置の中に入ります。撮影部位によっては息を止めることがあります。従来のCTは検出器が16列でしたが、64列にすることにより撮像時間が飛躍的に短縮され、短時間でより広い範囲の精密な撮像が可能になりました。検査も楽になりますし、診断能も向上します。

画像解析を行うHyper Q-Net(PC)も導入し、
CT Colonoscopy(CTC 仮想内視鏡検査) 体脂肪解析(内臓脂肪検査)LAA解析(肺気腫検査) もできるようになりました。

CT Colonoscopy(CTC)とは、肛門から大腸・直腸内へ炭酸ガスを注入した上でCT撮影を行い、画像処理を行って内視鏡でのぞいているような画像を再構成し、大腸の解析をする検査です。

体脂肪解析とは、腹部CT画像から内臓脂肪、皮下脂肪面積を算出する検査です。

LLA解析とは、肺のCT画像から肺気腫解析を行う検査です。


・64列マルチスライスCT(FUJIFILM Supria Grande FR)


移動型X線装置

X線撮影室まで移動することができない患者さんのために、
装置自体を移動させ病室内で撮影します。


・移動型X線装置(日立メディコ シリウス130HP)


胸部X線デジタル検診車(訪問集団健康診断)

FPD(フラットパネル)を搭載し、
高画質な画像をより少ないX線で得られるようになりました。
会社などにお伺いし、健康診断を行います。

・胸部X線デジタル検診車(富士フイルム 車載専用FPD CALNEO C1717)


遠隔画像診断支援サービスの利用

遠隔画像診断とは、医療期間で撮影されたCTなどの医療画像を、
通信ネットワーク(いわゆるインターネット)を利用して、
専門医がいる施設へ送信し、画像診断(読影)を行うシステムです。

遠隔診断の導入により、専門医による制度の高い検査結果を
迅速に得ることが可能になっています。


PACS(医療用画像管理システム)

一般撮影、X線テレビ、CT、検診バスといった撮影装置から
受診した画像データを保管・閲覧・管理するシステムです。

モニター診断が可能となり、
完全フィルムレスになりました。

・医療用画像管理システム(富士フイルム SYNAPSE Wz)


スタッフ


常勤診療放射線技師2名
非常勤診療放射線技師1名



はらだ病院総合お問い合わせ

平 日 8:30〜17:00
土 曜 8:30〜12:30 日・祝 休診