はらだ病院の内視鏡室

診断に特化した専門員チームを構成。

当病院では、午前中で食事をしていなければ
予約なしで当日胃内視鏡検査を受けることができます。
消化器内視鏡検査は多くの人が経験する一般的なものになっており、
その需要は非常に多く、大病院では
検査予約が1ヶ月先になることもまれではありませんが、
はらだ病院ではスピーディーに検査を行うことができます。

当院では内視鏡技師4名在籍しています。
内視鏡室ではオゾンエアクリアによる空気清浄も行っており、感染対策もしています。

診断に特化した専門員チームを構成

1.鼻からの胃カメラ検査
上部消化管内視鏡・経鼻的胃内視鏡検査

内視鏡カメラを鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸(上部消化管)の検査を行います。 当院では麻酔を塗布した鼻と同じ太さのスティックを 内視鏡を入れる前に鼻に挿入することで、検査時の違和感を軽減しています。 鼻からの検査以外に口から内視鏡カメラの検査を選択することができます。


鼻からの胃カメラ検査
鼻からの胃カメラ検査

経鼻的胃内視鏡のメリット

・喉をカメラが通過しないのでオエッとならない。
・喉をカメラが通過しないので検査中も話すことができる。
・喉に麻酔をしないので検査後すぐに飲食可能


経鼻的胃内視鏡のデメリット

・鼻の皮膚が弱い方は鼻血が出る可能性がある
・切除治療ができない(後日改めて切除治療が必要)


検査の流れ

  • 1
    ●事前準備

    内視鏡の検査予約は不要です。前日の午後9時以降は食事をせずに外来を受診してください。
    内視鏡の検査は月曜日から土曜日の午前中に行っています。

  • 2
    ●検査当日

    病院1階の受付にお越しいただき、保険証をご提示ください。
    検査当日は水のみ飲んでかまいません。
    看護師が1階内視鏡室にご案内いたします。着替えは必要ありません。

  • 3
    ●検査開始

    内視鏡カメラを鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸の検査を行います。
    前処置①内視鏡挿入前に麻酔薬(硝酸ナファゾリン)を鼻腔内に噴霧します。

    前処置②鼻に内視鏡と同じ太さのスティック
    (塩酸リドカインゼリーを塗布した18Frのネラトンカテーテル)を挿入します。
    この前処置で内視鏡挿入時の違和感が軽減します。

    前処置③麻酔が効くまで安静室で5〜10分ほどお待ちいただきます。

    ④スティックを外し、内視鏡を鼻から挿入し検査を行います。

    ⑤食道・胃・十二指腸を検査します。
    内視鏡カメラの映像を検査を受けながら見ることができます。

    ⑥検査終了後はまもなく飲食可能です。


2.口からの胃カメラ検査
上部消化管内視鏡・経口的胃内視鏡検査

内視鏡カメラを口から挿入し、食道・胃・十二指腸(上部消化管)の検査を行います。
鼻からの検査以外に口から内視鏡カメラの検査を選択することができます。


口からの胃カメラ検査
口からの胃カメラ検査

経口的胃内視鏡のメリット

・切除治療が可能
・映像を鮮明にみることができる


経口的胃内視鏡のデメリット

・喉に麻酔をするので検査後すぐに飲食不可
・オエッとなる反射が起こりやすい


検査の流れ

  • 1
    ●事前準備

    内視鏡の検査予約は不要です。
    前日の午後9時以降は食事をせずに外来を受診してください。
    内視鏡の検査は月曜日から土曜日の午前中に行っています。

  • 2
    ●検査当日

    病院1階の受付にお越しいただき、保険証をご提示ください。
    検査当日は水のみ飲んでかまいません。
    看護師が1階内視鏡室にご案内いたします。着替えは必要ありません。

  • 3
    ●検査開始

    内視鏡カメラを口から挿入し、食道・胃・十二指腸の検査を行います。
    前処置①喉にゼリー状の麻酔をためてもらいます。
    前処置②麻酔が効くまで安静室で5〜10分ほどお待ちいただきます。
    ③内視鏡を口から挿入し検査を行います。
    ④のどの麻酔がとれるのに30分程度かかります。飲食は約1時間ほどお待ち下さい。


鼻からの胃カメラと口からの胃カメラの違い


口からの胃カメラ
(経口的胃内視鏡)
鼻からの胃カメラ
(経鼻的胃内視鏡)
吐き気 強い ほとんどない
検査中の会話 できない できる
検査後の飲食 30〜60分後 すぐにできる
のどの麻酔 する しない
生検 できる できる
切除治療 できる できない
画像 ハイビジョン 従来の画像


1.大腸カメラ
下部消化管

大腸がんをはじめ、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の早期発見が可能です。
健康診断の検便検査は進行がんであれば比較的高い確率で見つけることができますが、早期がんの発見は大腸カメラがおすすめ。
検査で早期がんや悪性化する前のポリープの状態で病変も確認することができます。
便秘や下痢、おなかが張りやすい症状のある方はオススメです。

また、オリンパス社製PCFQ260AZI ハイビジョンスコープ+拡大内視鏡という
スコープを用いて検査することで小さな病変も拾い上げることができます。
病変を拡大することで精度の高い質的診断も可能です。



内視鏡検査の流れ

  • 1
    ●事前準備

    大腸カメラ検査の予約が必要です。あらかじめ下剤の内服などが必要となりますので、事前に外来を受診して下さい。大腸カメラの検査は火曜日から金曜日の午後に行っています。

  • 2
    ●検査当日

    病院1階の受付にお越しいただき、保険証をご提示ください。朝食は摂らずに、絶食でお願いします。水分(お水、お茶)は飲んでいただいてかまいません。看護師が1階内視鏡室にご案内いたします。

  • 3
    ●検査開始

    前処置①洗浄液(下剤)1リットルを1時間かけて、計約2リットル飲用します。
    前処置②800ミリリットルのお水を飲用していただきトイレに通って頂きます。
    前処置③検査着と検査用パンツに着替えます。
    ※便の状態がきれいになりづらい方は下剤の追加や浣腸をお願いすることがあります。
    前処理④腸の動きを抑える薬(鎮痙剤)を注射します。
    ⑤ベッドに横になり検査を開始。
    検査中は観察の精度を高めるために空気を送るので、腹部の張りを感じる事があります。
    ⑥検査中は会話が可能です。検査時間はおおよそ30分程です。
    ⑦腹部の張りは、通常は1~2時間程で消失します。

  • 4
    ●検査終了

    鎮痛剤を使用した患者さまは検査当日の
    自動車・バイク・自転車等の運転を禁止させていただきます。 腸管内のガスを抜くため、30分〜1時間ほど休んでいただくこともあります。
    休んだ後、検査で撮影した写真を見ながら結果の説明を受けます。


ポリープ・早期がん切除

胃・食道・十二指腸・大腸にあるポリープや早期癌に対して内視鏡的切除を行っています。
いずれの場合も入院が必要となりますので外来医師とご相談下さい。



内視鏡担当医表

月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜
午前
上部内視鏡
渡部 原田
高橋(慶)
渡部 高橋(賢) 佐藤 平井
午後
下部内視鏡
佐藤 高橋(慶) 渡部 佐藤 渡部 -

・原田理事長の内視鏡検査をご希望の方は、ご予約をお願い致します。
・各医師の医学会出張等のため、担当医が変更される事がありますので、
 お電話でお問い合わせの上、ご来院ください。


内視鏡室の設備紹介

はらだ病院内視鏡室の設備紹介

内視鏡カメラ
オリンパス社製GIF-H290Z ハイビジョンスコープ+拡大内視鏡

オリンパス社製GIF-XP290N 極細経内視鏡を用いることにより、 従来口から挿入していたスコープを鼻から挿入することが可能になりました。 この内視鏡は先端部外経が5.4mm、挿入部外径が5.8mmと従来のものに比べ約半分の太さとなりました。 上記の経口的胃内視鏡検査によるハイビジョンに比べ画質は劣るもののスクリーニングには十分な画像を得ることができます。



内視鏡洗浄消毒器

内視鏡洗浄消毒器

感染予防のために日本消化器内視鏡会のガイドラインに沿って、
内視鏡検査器具をつど洗浄・減菌します。


大腸カメラ
オリンパス社製PCFQ260AZI ハイビジョンスコープ+拡大内視鏡

上記スコープを用いて検査することで小さな病変も拾い上げることができます。
また、病変を拡大することで精度の高い質的診断も可能です。


医師・スタッフ紹介

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原田 一道
理事長
原田 一道
日本消化器内視鏡学会 指導医・専門医
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佐藤 恵輔
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佐藤 恵輔
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高橋 慶太郎
医 師
高橋 慶太郎(非常勤)
日本消化器内視鏡学会 専門医

●スタッフ

内視鏡技師4名



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